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JPSA SPECIAL CONTEST OSHMAN’S STYLE MASTERS 2014大会レポート

2014.10.19


今年も開催しました”JPSA特別戦 OSHMAN’S STYLE MASTERS”、台風の波もヒットし盛り上がった大会の模様を昨年に引き続き販売部 吉岡がレポートします。

スタイルマスターズとは9’4”以上の長さのシングルフィンを使用し、ロングボードならではのスタイルを競うというJPSAの中でも通常の試合とは異なる特別戦。採点の基準はターンでもノーズでもなく、”スタイル”なのです。今年もコンセプトを同じくする静波シングルフィンオールスターズ(以下SFAS)と共催という形で開催させていただきました。

SFASは今年で6回目。ジョエル・チューダーDUCT TAPE INVITATIONALよりも前から始まっているこの流れの試合のはしりともいえる伝統の1戦。オッシュマンズではこの大会で良い成績を出したアマチュアの選手を翌年のスタイルマスターズにスポンサーシードとして招待するという協力をさせていただき4年目となります。

10月4日、当日は会場の静波海岸には台風18号からのうねりがヒットし、かなりサイズのある中での開催となりました。個人的にはロングボードでは全く入りたくないレベルでしたが、参加していたみなさんはかなりハードにチャージしていたので見ごたえ十分でした。

それでは大会の模様を写真を中心に振り返ってみます。


お馴染みJPSAの細川プロがコンテストディレクター兼MC。


大会前にはボードの長さをチェック。9’4”(283cm)以上のシングルフィンが使用可能ボード。


会場は当然シングルフィンだらけ。美しいです。


毎年楽しみなのは海外からのゲストサーファー。今年は東海岸のスタイリッシュなサーフシーンを牽引するマイキー・ディテンプル(右)。女性ロガーのアイコン カシア・ミーダー(中)。最先端の?トリッキーなサーフィンに定評があるジャレッド・メル(左)というまたまた豪華なメンバー。3人ともにDUCT TAPE に招待されている世界的なスタイリッシュなロガー。

日本勢も吉田泰、秋本祥平、中村清太郎、瀬筒雄太と歴代のスタイルマスター(優勝者)が勢ぞろい。さらに昨年のファイナリスト、JPSA上位ランカーの那須憲治、鈴木剛、畑雄二、榎本信介、女子のランキング1位の吉川広夏、スポンサーシードで丸山良子、昨年のSFAS優勝者の佐久間努(AM)が参戦し総勢14名での開催。

ここからラウンド1~~。


終始トリッキーなライディングでギャラリーを沸かせていたジャレッド・メル。流れの中でスムーズにスイッチスタンスをしているので、何がなんだか・・・目まぐるしくも楽しいサーフィンは彼の持ち味。


毎年参加している丸山良子。ことしは女性サーファーの参加も増え、いつもより楽しそう。このサイズでもスタイリッシュないつものスタイル。


マイキー・ディテンプル。見た目通りのスムーズでスタイリッシュなサーフィン。そして見た目どおりのナイスガイ。



ハングヒール!陸に居るときはサインや写真のリクエストでまっすぐ歩けないほどの人気だったカシア。来日直前のハリケーンで怪我をしてしまったそうですが、このライディング。かっこいい~。


自身のシェイプボードで参戦の榎本信介。


初代スタイルマスター 吉田”chabo”泰。小波のスペシャリストのイメージがある方も多いかも知れませんが、アウトサイドのセットの波を狙ってチャージ。攻めてました!


ギャラリーが多いのもこの大会の特徴。SFASとご一緒させてもらっている(=シングルフィン好きな人が集まっている)ので、盛り上がるのは間違いないのです。

 


SFASでの優勝経験もあり、プロの転向の2013年は2位でルーキーオブザイヤー、2014年は現在JPSAの女子でのランキングもトップと大活躍の吉川広夏。


昨年のスタイルマスター、 DUCT TAPEにも日本人で唯一招待されている瀬筒雄太。難しい事もいつでも簡単にやっているようにみせるスムーズなライディングのお手本。今年も最高でした~。

ラウンド1は風もそれほど強くなく時折ビッグセットが入るもののクリーンな波もあり、写真で振り返ると良さそうな波もありますが・・・。当日観ていたかんじでは勘弁して~という感じw。それにしても各選手ともに決してロングボード向きとはいえないコンディションだが果敢に沖へでて、すばらしいサーフィンを魅せてくれました。シングルフィン(クラシック)ロングボード=小波 といったイメージを持っている方も居るかもしれませんが、そんなことはないよ~とプロたちが証明してくれたかのようなセッションでした。小波でも大波でも本物は本当にかっこよいサーフィンをするのです!

この大会は各ヒートで上位2名が勝ち上がるのではなく、ラウンド1の3ヒートの中から上位8名が次に進めるという方式。マイキー・ディテンプルがさすがのスムーズなライディングを魅せるものの2本目がまとまらず、勝ち上がれなかった以外はほぼ順当?というような8名がセミファイナルに進出、濃いメンバーが更に濃くなりました。
ラウンド1での印象としてはとにかくジャレッド・メルのサーフィンが凄い!ということ。映像では観ていたものの目の当たりにするとまた違う衝撃でした。
ノーズやトリッキーなスイッチスタンスだけでなく、セミファイナルでは下のようなビッグカーヴィングも!

だんだんハードになる中ファイナルに進出したのは、写真左から鈴木剛、中村清太郎、ジャレッド・メル、瀬筒雄太の4人。


ファイナルの時間帯ではこれくらいのセットが次々と押し寄せるハードなコンディション。通常なら「ビーチはクローズ!」、「海に入らないでください!」というようなレベルじゃないかと個人的には思うなか、ファイナリストの4人は果敢にチャージを繰り返す。
ここでもジャレッドの勢いは止まらず、最大級のセットの波にテイクオフしたと同時に後ろ向きのジーザスポーズでダウンザラインを決めるなど異次元なサーフィンを魅せる(写真がなくてすみません。次号の”ON THE BOARD”と”Blue.”の写真をお楽しみに!)波に乗った後も真ん中からゲッティングアウトしてあっという間にアウトに戻るタフさも異次元。
ちなみに全員ノーリーシュ。攻めればボードも流すわけですが、ボディサーフィンですぐに戻ってくるところもレベルの高さを感じました。(もちろん、それができる技量があり、大会ということでその場所での他のサーファーが居ないことなどの条件下の話ですから、良い子の皆さんは参考にしないように!ご理解ください。)

瀬筒プロがボードを流して泳いでいるところへ、ゲッテングアウト中の鈴木プロが瀬筒プロと2人乗りで岸まで(賞金のかかったファイナル中なのに)戻ってあげていたという微笑ましい出来事も。そんなのもこの大会ならではなんじゃないでしょうか。

ジャレッドが2本エクセレントなライディングを魅せてとびぬけた感じでしたが、後の3人はかなりのクロスヒートに。歴代優勝者でもあり日本でのこのシーンの立役者の瀬筒と中村の2人もいつもと同じように飄々と素晴らしいライディングを決め1本ずつエクセレントなスコアを持ち、次の1本を狙って居ましたが、波は更にジャンクになり時折完ぺきなクローズアウト特大セットも入りかなり厳しいコンディションに。その中で鈴木が大きな体で10フィート近い大きなボードを巧みに操り2本の波をまとめる。誰かがもう1本良いライディングをすればどうなるかわからない最後までドキドキのファイナルの結果は・・・。


SFASの表彰式に続き、スタイルマスターズの表彰式。夕方のこの時間でもギャラリーがほとんど減らず、最後まで盛り上がるのもこの大会の特徴。今年のプレゼンテーターはカシア・ミ―ダ―。そりゃ盛り上がりますねw


<RESULTS>
1.Jared Mell
2.鈴木剛
3.瀬筒雄太
4.中村清太郎


やっぱりジャレッドはすごかったです。カリフォルニアはニューポートビーチ ブラッキーズサーフクラブの出身といえば故マイク・マーシャル氏~エンドレスサマー2のウィングナット~Yellow Rat のあの人~アレックス・ノスト、タナー・プレイリーなどと個性派揃いのバックグランドが影響しているのではないでしょうか?現在はバリをベースにしているそうです。今後の活躍に期待ですね。来年も来たいって言ってましたのでまた会えるのが楽しみです。

 


今年のSFASは何時も以上に楽しい要素が満載でした。ファイナルの前には”CATCH SURF PARTY WAVE”と銘打ってキャッチサーフ社のスポンジボードなら誰でもどんなモデルでも参加できるというジャムセッションが。ロングボードでアウトサイドからノーズライディングを決める選手、くるくる回りながらトリッキーなサーフィンを魅せる選手などこのコンディションながら魅せてくれました。圧巻だったのは前日の撮影の帰りに寄ってくれ急きょ参戦したショートボードの現役トッププロのひとり大橋海人プロ。4フィートちょっとの極短いスポンジボードでセットの波に特大のリッピングを決めたのにギャラリーは大いに沸きました。

文句なしにジャムセッションのWINNERに選ばれ、賞品のキャッチサーフ社のボードをゲットしていました。(そのまま表彰式に来ていたキッズサーファーにプレゼントしていたというのも粋でした。)

 


もう一つのエキシビジョンはRyobayこと丸山良子プロの呼びかけで集まった女性ロガーたちによる”LADY SLIDE”。ハードなコンディションながら女性だけでハッピーなセッションしていました。女性サーファー熱いです。ちょうどファイナル直前でバタバタしていたのでセッション中の写真がありません。すみません。この辺も雑誌の取材などが入っていましたので、今後のメディアをお楽しみに~。

SFAS(シングルフィンオールスターズ)のファイナリストの写真だけアップしておきます。大会の詳細についても次号の「ON THE BOARD」をお楽しみに。

女子オープンクラス


男子オープンクラス


レジェンドクラス


女子オールスタークラス


男子オールスタークラス

ということで、またまた長くなりましたが、シングルフィンオールスターズとスタイルマスターズの2つのイベントがいかに素晴らしいイベントだったかわかっていただけたでしょうか?w
とにかく会場にいる選手(アマチュアもプロもワールドワイドなゲストサーファーも!)、ギャラリー、関係者のみんながハッピーで笑顔なのが最高です。負けたから帰るとかではなく、朝から夕方まで1日中サーフィン好きな仲間と海辺でハングアウトできる楽しい”お祭り”なんです。

私のつたない文章では伝わりきらないと思いますので、今年来られなかった方は来年こそはSFASにエントリー!そうでなくてもぜひ会場に遊びにきてください。

最後になりましたが、SFAS運営の皆様、ローカルサーファーの皆様、大会参加の皆様、盛り上げてくれたギャラリーの皆様、協賛各社の皆様大変お世話になりました。今年も最高の大会でした。ありがとうございました。来年も?!よろしくお願いします。

 

 

さらにおまけ・・・。今年も楽しい大会のあとはJACK OCEAN SPORTS さんで試写会&サイン会が。今年の映像は今回来日の3人も出演している話題のムービー”EXPENCIVE PORNO MOVIE”、上映後はサイン会もありまたまた夜も大盛り上がりでした。

Tin Ojeda (from NY) 監督作品
http://vimeo.com/99461792
全編スーパー16mmのフィルムで製作されたレトロ・エクスペリメンタル作品は、60年代を彷彿とさせる。アナログテイストなサウンドトラックに、現代のカリフォルニアを中心とするロングボード界のスターたちによるハイアクションが満載…
また登場するボードもクラシックログだけでなく、ミッドレングスやミニシモンズ、フィンレスまでの全方位型で、全編40分がテンポ良く進み、観る者を決して飽きさせない。
全てのカリフォルニア好きのサーファー、ファッショニスタにオススメ。

前作”DAUGHTER”は前編白黒の実験的ともいえる斬新な映像で難解でぶっ飛ばされた方も多かったと思いますが、今作は誰が観てもいろいろと楽しめるおしゃれなムービーに仕上がってます。
(このダラダラと長くなってしまったブログを最後まで読んでくださったあなたには間違いなくおススメですw)
2014年の最重要作品の一つであることは間違いありません!お見逃しなく!

 

 

 

 

 

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