![OSHMAN'S We Make sure you're the winner [Home]](/specialpickup/img/h1_oshmans_s.gif)



「Think Globally, Act on Your Beach」とは、今大会の記念Tシャツにプリントされていた言葉。京都議定書を語るときに合言葉としてたびたび使われる「Think globally, Act locally(地球規模で考えて、身近なところから行動に移そう)」をもとにしたもので、“地球規模で考えて、足元の砂浜から行動に移そう”という意味がある。今回のチームチャレンジでは、サーフィンという海の文化を通じてエコメッセージを発信しようというもうひとつの試みがあったのだ。

その試みのひとつが、「日本の海岸環境を守る会」のブース出展。美しい海岸を守りたいという思いから設立された会で、温暖化による海面上昇が原因と考えられる海岸浸食の実態を示したパネルが展示されていた。会長を務めるのは、地元のサーファーでもある芝本聖子さん。当日も、サーファーならではの視点で環境保護を語りかけていた。
「サーフィンを始めたばかりのころ、海岸にガラスの破片が落ちていることに気がつかず、それを裸足で踏んでケガをしてしまったんです。そのとき“海にゴミが落ちていること”の有害性を肌で感じてしまって。以来、安心してサーフィンが楽しめるような美しい海岸環境を守りたいと思うようになったんです」(芝本聖子さん)
芝本さんいわく、大切なのはみんながもっと意見を交換しあうこと。サーファー同士のコミュニケーションがフレンドリーであるように、海辺では見知らぬ人とも気軽に声をかけ合うことができるのではと話す。そうした海辺の対話が広がることによって環境保護の意識も広まっていくといいのでは、というのが、芝本さんの目指す姿なのだそうだ。
また、隣ではPatagoniaのブースも出展され、絶滅寸前に追い込まれている海洋生物の危機的状況などを記したパネルの展示や、売り上げの1%以上を自然環境の保護のための資金として寄付をする「1%フォー・ザ・プラネット」といった環境保護への取り組みを説明した記事などが紹介されていた。スポーツを愛することと自然を大切にすることは限りなくイコールで結ばれる話だということを、改めて感じさせられる内容になっていた。


メインイベントであるコンテストのほうは、チーム戦、個人戦、トランジションボードクラスの3種目がトーナメント方式で競われた。ファイナルラウンドに進出した面々のなかには常連の顔もちらほら。近年人気のレトロボードで競うトランジションボードクラスは、昨年2位の小林裕和さんが第4位、昨年3位のボンジョビさんは今年も同じく3位に、2位は若手ながらレトロボードにはまっているという峰島規至さん、そして1位はなんとヤフオクで7000円で購入したというシングルフィンで出場した島田猛さんだった。
若年層の活躍が目立つ個人戦は、第4位に山田ユウジさん(OCEAN SUPPLIES)、第3位に高橋優人さん(OCEAN SUPPLIES)、第2位に河村海沙さん(HURLEY)、そして1位は昨年4位の斉藤要さん(RASH)がリベンジをした形に。
そしてチーム戦は、4位がTEAM NIXON(62P)、3位がTEAM HURLEY(66P)、2位がTEAM RASH(78P)、そして1位は旧WARRIORSのTEAM OCEAN SUPPLIES(102P)という結果だ。

ちなみに今大会で入賞者に贈呈されたトロフィーは、ステンドグラスを使った美しいサーフアート。奄美大島の工房「HangLoose artworks」に特別に製作依頼したものだという。この工房ではステンドグラスを使ったパネルやオーナメントなども製作を受け付けているので、インテリアのアクセントとして取り入れてみるのもおすすめだ。
■HangLoose artworks
http://www3.ocn.ne.jp/~shogo.m/index.html
もちろん、大会の最後は恒例の参加者とスタッフ全員によるビーチクリーニングと、協賛各社からの豪華商品を賭けたジャンケン大会も開催。いい波に恵まれ、エコメッセージも盛り込まれた充実した大会となった。
