オッシュマンズバイヤーが実践! 出張ミニマリストのパッキング術&愛用品を公開

旅慣れたバイヤーが実践するパッキング術とは
出張や旅行など、荷物のパッキングに頭を悩ませたことはないだろうか。どうしてもスーツケースのなかに収まりきらなかったり、いざ使おうと思った時に、どこに何が入っているか分からずぐちゃぐちゃになってしまったり。今回、そんな悩みを少しでも解消すべく、オッシュマンズのバイヤー、東大輔さんが実践するパッキング術を教えてもらった。実は東さん、ほぼ2ヶ月に1回のペース、年に5回はアメリカ出張をこなす出張の達人なのだ。
「回を重ねるうちに必要なものとそうでないものが分かってきて、最近ではいかに効率よくパッキングするかがこだわりになっています。隙間なく効率的にパッキングするのはもちろんですが、スタッフサックやポーチなどは少しでも軽いものを使うとい良いと思います」
色分けしてどこに何があるかすぐに分かるようにパッキング「スーツケースの限られたスペースをいかに隙間なく、効率的に使うかがパッキングの基本です。ポーチやオーガナイザーなどなるべく四角いものを使うと隙間がなくなり収納力がアップします。また、異なる色のポーチを使い、中に入れるものを決めておくことで、一目見るだけでどこに何が入っているか分かりやすくなりますよ」
以下では、実際に東さんがいつも出張に持っていく愛用品を見せてもらった。出張を繰り返すことで、本当に必要なものとそうでないものが分かったという東さん。旅の達人が厳選したアイテムだけに説得力あり。
荷物を小分けするためのカラーポーチ「Tシャツや下着などを小分けしておけるカラーポーチです。色ごとに入れるものを決めておくと、一目でどこに何が入っているのか分かります。僕はグラナイトギアのポーチが軽量で使いやすいので愛用しています」
「衣類だけでなく、シューズもこんなふうにまとめてパッキングしています。歩きやすいスニーカーと、ビーチサンダルは必ず持っていきますね。特にビーチサンダルは季節関係なく、海外出張のマストアイテムです」
使わない時も邪魔にならないパッカブルジャケット「僕の場合はほとんどがアメリカ出張ですが、基本的にジャケットはパッカブルタイプしか持っていきません。アークテリクスのスコミッシュフーディは機内で寒い時などにもさっと羽織れるし、コンパクトに折りたたんで収納できるので重宝しています」
現地移動で使うものも、軽量でコンパクトなものをチョイス「現地で移動する際、最近はサコッシュのみでシンプルに動くことが多いです。グラナイトギアのものを使っていますが、軽量で場所を取らないので持ち運びにも便利ですね。小さなポーチも一つあると、コインなど細かいものを入れておけるので重宝しますよ」
「海外出張の時必ず持って行くのがサブウォレットです。日本にいる時のようにクレジットカードをたくさん持ち歩くと万が一落とした時に大変。僕は『FLOWFOLD』というブランドの、シンプルなカードケースにお札とクレジットカード1枚のみを入れて外出しています」
忘れがちなガジェット類は、普段使いのポーチをそのまま使う「一番忘れがちで、かつ忘れると一番困るのがPCのケーブルや充電器といったガジェット類です。僕は普段から愛用しているポーチをそのまま出張でも使うようにすることで、忘れるのを防いでいます。パタゴニアのポーチが程よい収納力で使いやすく、気に入っています」
コンプレッション機能付きスタッフサックはミニマリストの必需品「洗濯物や汚れものを入れておくのに便利なのが、コンプレッション(圧縮)機能付きのスタッフサックです。使わない時はコンパクトですし、なかに衣類やタオルなどを入れても空気を抜いておけば場所を取りません」
東さんの経験から導き出したパッキング術と愛用品。誰でも簡単に真似できるはずなので、ぜひ参考にしてみてはいかがだろう。