【二子玉川店 SURF】Hayden Shapes「holy grail」 の乗り味は!?

Hayden Shapes (ヘイデン シェイプス)から待望のニューモデル、
「holy grail(ホーリー グレイル)」がリリースされました!
Hayden Shapes といえば 「Surfboard of the Year」を2014、2015年と2年連続受賞、
「2014グッドデザイン賞 Australia」を受賞した人気モデル、「HYPTO KRYPTO」を世に輩出したブランドです。
今回その「HYPTO KRYPTO」をベースにパフォーマンス性能をさらに高めた「holy grail」は、
「HYPTO KRYPTO」と重なり合うアウトラインでありながら、ノーズをシャープにし、テールはワイドめなスカッシュに。
ロッカーはエントリー、テール共にプラスされています。
先日おこなった試乗のインプレッションを今回こちらで紹介いたします。
ポイントは千葉 南房総の花篭ポイントで、
サイズはハラ~胸、風は弱いオフショアで、やや掘れ気味な割れ方から徐々にフェイスが立ってくるようなブレイクや、ズバーっとショルダーが張った波もあったり(要はかなりイイ波でした♪)。
テストボードは、
「holy grail」 = 5’7 、 5’8
「HYPTO KRYPTO」 = 5’6
身長 177㎝、体重 70㎏ のボクは 「holy grail」 の 5’8 をチョイス。
パドルを開始すると、「HYPTO KRYPTO」同様の浮力感でスムーズに進み、
アウトに着いて、入ってきたセットの波にテイクオフすると、ノーズロッカーが調整されたことで刺さる感覚がさらに軽減され、広くとられたテールが板をグーッと押し出してくれます。
アップス & ダウン では厚みで浮力を補っている分、短い長さで乗れてしまうのでスタンスを小刻みに替える必要がなく、行きたいポジションへ行くことができ、
ボトムターンに入ると「HYPTO KRYPTO」とは異なった形状のワイド目なスカッシュにより、後ろ足に安定感が生まれ、
シャープになったノーズとプラスされたエントリーロッカーのおかげで、目指す波のトップに板を向けるのがよりスムーズにできるようになりました。
トップアクションは、「HYPTO KRYPTO」はラウンドピンテールなので、流れるようにテールを抜くことができたのに対し、広めに取られたスカッシュによって、リップのパワーを感じながらテールをリリースすることができます。
個人的にはここでの感覚がとても気持ちよく、HYPTO KRYPTO との違いがハッキリ感じられたところでしたね。
今回試乗した「holy grail」は近年人気の 〈 ミニボード 〉 、レングスが短く幅が広めで厚みがあることで、テイクオフが早くテールコントロールもしやすいボードとはひと味違って、レングスや厚みは大きく変えないが、ノーズ・テール形状を変化させることで、アグレッシブなサーフィンを可能にしたモデルだといえます。
「HYPTO KRYPTO」を乗られているのであれば、それより +1 インチ 長いものを選んでもらえるとより 「holy grail」 の良さを味わえると思いますよ。
もしくは、自分の身長 -2 インチ 、より緩急をつけたサーフィンがお望みであれば、 -1インチ というのも一つの選択肢として良いと思います。
二子玉川店のラインナップは 5’7 、 5’9 、 5’11 。
いち早く入荷した 2018年モデルの 「holy grail」 をご覧になりに来てください。
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矢野 亮
担当...SURF
OSHMAN'S歴...16年
好きなスポーツ...サーフィン
メインは千葉 サンライズ周辺で、北は茨城 鹿嶋、南は和田エリア でサーフィンしています。
ショートボード中心ですが、シングルフィン、フィッシュ も好きでコンディションにあわせて楽しんでいます。