海に行けない時は…【SKATE BOARDで陸トレリフレッシュ】

2020.05.01

みなさんこんにちは!

1新宿店 サーフ担当 小俣 です。

自宅での自粛生活を日々送っていると、『体動かしたいな。なまってきた。』『海行きたいな』などストレスを感じている方も多いのではないでしょうか。自分もサーフィンしたい気持ちを抑えながらも粛々と自宅でできる運動を行っております。

自宅での僕のトレーニングは、主に体幹トレーニングとスケートボードです。体幹トレーニングは、ヨガマットを引いて朝起きた後にストレッチと合わせて、小一時間ほど必ず行っています。筋トレもいいんですが、「ちょっと飽きちゃったな」とか感じる人には今回の題目でもある スケートボード是非やっていただきたい。 スケートボードは、お客様からの商品のお問い合わせを多くいただいていおりました。読んで頂いた方への商品知識や自宅でのリフレッシュの一環になってくれると幸いです。今回のブログは【SKATE BOARDの自分なりのコソ練習】を書こうと思います。自分のスケートボードのコソ練で使用しているのは、【CARVER SKATEBOARD】です。 写真のモデル【Resin31”】は大分前に購入したものですが、未だに現役ですごく調子がいいです。色々なサーフスケートに乗る機会がありますが、CARVERは初心者の方でも乗りやすく安心してすすめられるボードです。

CARVERはサーフスケートと呼ばれていますが、スケートボードで言う【飛んだり】【回したり】といったトリックとは違い、≪サーフィンでの体の使い方を見直しながら楽しむ≫というもので、サーフィンやスノーボードでの実際のライディングをよりスムーズにできる様にイメージする為のモノです(あくまで個人的な意見です)。 サーフィンはもちろん、スノーボードをする人にもとても有効なトレーニングと言えるのではないでしょうか?

基本的な体の姿勢は、こんな感じです。頭から一本地面に向かって棒が刺さっているイメージです。そのイメージのまま体を沈めます。この基本的な姿勢がすごく大事で、ターンする時の荷重やねじったり、傾けたりする上半身の動きをスムーズにボードに伝えられます。プロサーファーやプロスノーボーダーが、ボトムターンの時に体が斜面に対してすごく近い位置にある写真や動画をよく見ることがありますが、激しいターンの最中でも、こうした基本的な姿勢が必ず出来ているからです。ボードに向かって落としている体重がブレていないので、スピードも出ますし、安定感も増します。 まずはこの姿勢を取れるように練習してみて下さい。CARVERは現在、写真の様な(ウィールが付いている鉄製の部分)可動式のトラック(CX-7)と固定式の(CX-4)の2種類です。僕の持っているCAVERは、CX-7です。 このトラックは、体を傾けるとトラックのバネが伸び、そのバネが戻るチカラを利用してボードが進む原理ですが、スピードが全くない状況から体を傾けるだけでボードが進んでいきます。 現在、固定式のCX-4が今オッシュマンズで扱っているCARVERのほとんどに使用されています。動きが小さくなったり、スピードがつきずらい。と思ってしまう方もいるかもしれませんが、パーツが少なくなっている事から壊れずづらく、軽くなっています。動きも乗り比べないとそこまで分からないと思うので、CX-4も是非おススメです。

個人的な意見になるかもしれないですが、『腕を振り回す』『スピードを出す』などは必要なく、平地で限られたスペースで練習するには、【スピード不要、動きは最小限ですべて連動させる】がキーワードです。このCARVERはとても優秀で、スピードは必要なく大きなターンが出来ます。これが、初心者の方でも人気がある秘密ですね!

CARVERのコソ練は、カラーコーン(目印なら何でも可)を使用します。僕は写真の様に並べて、テイクオフ~ボトムターン~トップターンという流れで行います。 大事なのは、【すべて一連の流れでターンを行う】事です。 サーフィンを想像して、全部のターンがつながる様にイメージします。ターン毎に深くボードに荷重するとターンの終わり際にボードに推進力が生まれます。この推進力を利用しながら次のターンに向かいます。この繰り返しになるんですが、少しでも体が前に突っ込んだり、横にブレたりすると失速してスムーズに行えません。重要なのは、【ターンのつなぎ目】と【目線】です。 グーっとターン時にかけた体重を抜きながら上半身は次のターンに備え、ひねり始めていきます。そして目線は常に先に向けます。テイクオフをイメージして、体の姿勢はやや低めにボトムに向かっていきます。視線はボトムに向けている状況。ボトムターンに入る直前イメージです。体をよりかがめ始め、十分に膝を曲げます。手を地面にするくらいの感じが出来ると体が勝手に沈みます。ボトムターン最中はこの姿勢をキープします。目線は波のトップです。ちょっとスペース狭いので目線が近いですが本チャンはもっと先になるはずです。大事なのは、次のターンの場所を見る事です。ボトムターン終了時です。この後、トップターンに移りますが、体を起こしながら、目線をターン先に置きながら、左肩を先行させて開いていきます。右手は力を抜いて、少し高く上げておくと見栄えも良くなり、スムーズにトップターンが行えます。空中椅子に座ってるイメージです。頭の位置はボード上にある様にします。目線、肩を開いて腰、膝と順番に開いていきます。そして最後のターンです。ちょっとわかりずらいかもしれませんが、イメージしてみて下さい。 注意すべき点はたくさんあるんですが、体になじむまで繰り返し滑り倒してください(笑)そうするとサーフィンでも自然にその姿勢が取れている。はず!!

サーフィンやスノーボードの愛好家の自分としてはスケートボードを使用した練習はとても大事です。スケボーを好きでやっていた事がスノーボードやサーフィンでの体の使い方にうまくハマりました。 スケートボードをする一番のおススメ理由は、繰り返して同じ練習が出来る事だと思います。しかも、スマホやカメラですぐに確認できる。皆さんもやっていない方是非やってみて下さい!!

今回は、自宅の庭や人通りの少ない場所でのおススメ練習トレーニングとして紹介させて頂きました。お店が再開したら、試乗会や練習会など行っていきたいので、是非参加してはいかがでしょうか。

新宿店 小俣


PROFILE
小俣 渉

小俣 渉

新宿店 サーフ売り場
OSHMAN’S歴 10年
趣味 サーフィン、スノーボード、スケートボード

外に出て遊びましょう。

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