in the room surf training 魅せるサーフィンはここから 自宅で出来るパドルトレーニング

2020.05.03

皆様、こんにちは。

原宿店サーフ担当の長瀬です。

 

今回は海に行けない日もサーフィンが上達するトレーニング方法をご紹介させて頂きます。

今回、ご紹介させて頂くトレーニングはサーフィンにはなんと言っても欠かせない、パドリングを強化する方法です。

体力や筋力がある程度ないと、存分に楽しむことができないサーフィン。

特に初心者の方は基本的な動きを習得しても、実際に海に行く時のための体力や筋力も鍛えておく必要があります。

そんなサーフィンで初心者も上級者も関係なく、1番重要なのがパドル力です。

【パドル力の重要性とは?】

まず、何故「パドル力」がサーフィンで1番重要になるのかを知っておく必要があります。

特に初心者の方が徹底的に鍛える必要があるパドル力。

何故かというと、沖に出るためにも波に乗るためにもパドリングが必要になるからです。

パドリングができないと、良い波が来ても波に乗れず波に置いていかれてしまいます。

また、良い波のコンディションであっても沖に出ることすらできないこともあるのです。

良い波を待つためにもパドリングが必要で、サーフィン中の8割〜9割はパドリングの繰り返しと言ってもいいくらいの重要な動きなのです。

また、サーフィンで危険なのが、潮の流れに流されてしまうことです。

潮の流れが強いトップカレントが発生しやすいポイントではパドリングをし続ける必要があります。

危険を回避するためにも重要な動きとなってくるのが、パドリングなのです。

【パドル力アップのためにトレーニングが必要な筋肉とは?】

パドリングで使う筋肉は主に、「上腕三頭筋」「三角筋」「脊柱起立筋」の3つになります。

《上腕三頭筋》

二の腕にある筋肉で、主に3種類の筋で構成されています。

上腕にある筋肉の中でも体積が大きい筋肉になります。

サーフィンでの役割は、サーフボードのノーズからテール付近まで手で水をかく時に使われます。

手を前に出し背中に向かって動かすときの筋肉で、パドリングで最も負荷のかかる部分で

重要な筋肉になります。

《三角筋》

三角筋とは、肩を覆っている少し盛り上がった筋肉ことで、前部・中部・後部の3つに分けられます。

三角筋が発達していると肩幅が広くなります。

サーフィンでの役割は、サーフボードのノーズからテールに向かって手で水をかいた後に、その腕をサーフボードのテールからノーズへと前に戻す際に使われる筋肉です。

《脊柱起立筋》

背骨に沿って成り立つ筋肉で、鍛えることで背中の真ん中に縦のラインが浮かび上がるようになります。

サーフィンでの役割は、サーフボードに乗ってパドリングの際に上半身を反らす時に使われます。パドリング時のサーフボードは、なるべく平行に保つ必要があります。

上半身を反らすことでバランスが保たれるため重要な部分なのです。

これらの筋肉を鍛えることで、長時間のパドリングに負けない筋力・パドル力を養うことができるのです。

【パドルリング強化の筋トレ方法】

《水かき》

海に行けない時にプールへ行くのも良いと思います。

プールでできるトレーニングは、パドリングの動作と同様の水かきです。

水中で泳ぎながら、もしくは歩きながら、パドリングの時と同じように両腕を動かします。

こうすることで、上腕三頭筋と三角筋を鍛えることができます。

プールでのトレーニングは海と同じ水に浸かった状態でトレーニングができるのでおすすめです。

また、プールに行ければ理想的なのですが、今のタイミングですのでプールに行けなくても自宅の浴槽でお湯を溜めて腕を入れて水をかく事でもパドルのトレーニングはできます。

パドリングは、「掻くスピード」と「手の角度」が大切です。

水泳では、より多くの水を掻くため、水の中に入れている手の平から前腕までの部分と肘の角度を90度に近い状態にしています。この状態は「ハイエルボー」と呼ばれ、より短い距離でスピードをつけたい時に効果的です。

ハイエルボーを意識しつつ、手のひらで実際のパドルの時と同じように水を掴みにいくようなイメージでトライしてみましょう。

 

 

《バランスボール》

脊柱起立筋を鍛えるためには、バランスボールを使ったトレーニングが効果的です。

おすすめの方法としてはまず、バランスボールの上にお腹を乗せます。

足を肩幅に開き、つま先を地面につけた状態をキープします。

前に突き出した腕を胸と一緒に開きながら、背中を反らしていきます。

サーフィン中のサーフボードは安定していません。

海面が揺れたり、風に吹かれたりなど様々な条件でサーフボードに乗ることになります。

そのため、背中を反らせて体とサーフボードのバランスを取ることが重要になります。

お腹の下にバランスボールを置き、背中を反らせてバランス感覚を養いながら鍛えます。

また、バランスボール以外にも布団などを重ねた上に、サーフボードを置いて背中を反らしてパドリングの動作をするのも筋肉を鍛えつつ実際のパドリングをイメージしやすいのでおすすめです。

ちなみにこちらの画像で使用しているサーフボードは私物ですが、新宿店で販売中のSHARPEYE SURFBOARDSになります。

世界で活躍する五十嵐カノア選手や東京オリンピック2020代表候補である村上瞬選手なども使用中の今をときめくパフォーマンスボードです。

コンペティションが大好きな方には是非とも1度、乗って頂きたいブランドです。

 

 

 

《ペットボトル》

自宅でも誰でも簡単!おすすめペットボトルトレーニング。

2リットルのペットボトルまたはダンベルなどを使用したトレーニングもパドリングに必要な筋肉を簡単に鍛える事ができるのでおすすめです。

まずは床に腕立て伏せのような姿勢をとってい頂きます。

脚は肩幅くらいに開き、そこから片手にペットボトルを持ってください。

 

 

そこから手に持ったペットボトルを骨盤につけるようなイメージで持ち上げます。

 

 

この動きを10回〜20回くらい行います。

こうすることでパドリングに必要な腕回りの筋肉だけでなく

同時に背中や体幹なども鍛えることができます。

《ゴムチューブ》

自宅でも誰でも簡単!おすすめゴムチューブトレーニング。

これまで最初に紹介した2つの方法は、水かきはプールへ行く必要があり、バランスボールは家の中でも広いスペースを確保できなければ行うことが難しいかもしれません。

そこで、自宅でも誰でも簡単にパドルトレーニングとして取り入れやすいのが先程、紹介させて頂いたペットボトルを使用したトレーニングとこのゴムチューブを使った方法になります。

ゴムチューブを使うトレーニングでは、パドリングに必要な筋肉を安定して鍛えることができます。

サーフィンのトレーニング用のゴムチューブがあるので、専用のものなら初めての方でもトレーニングがしやすいと思います。

オッシュマンズで取り扱っている『EXTRA TUBE TRAINING SET』はゴムチューブを使った様々なトレーニング方法をトレーナーのプロが紹介し解説をしているDVD付きで、とてもおすすめです。

 

 

パドル力を鍛える筋トレをご紹介してきましたが、中でもペットボトルとゴムチューブを使用するトレーニングは、準備やスペースの確保がしやすいかと思います。

パドルには、瞬発的な筋力ではなく持久力のある筋力が必要になってきます。

家でも簡単にでき気軽に取り入れやすいゴムチューブトレーニングで、筋肉に負荷を継続的に掛けて、この負荷に耐え抜く持久力を身につけましょう。

そして更にサーフィンのレベルアップをしてサーフィンライフを楽しみましょう。

 

改めて原宿店がオープン致しましたら

皆様のご来店、心よりお待ちしております。

 

 

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オッシュマンズ原宿店

 住所:150-0001

東京都渋谷区神宮前一丁目1430

ウィズ原宿 1F2F


PROFILE
原宿店 長瀬

原宿店 長瀬

担当:SURF、MENS SURFWEAR
好きなスポーツ:サーフィン、スケートボード
湘南在住

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