SURF

秋のサーフシーズンを前に、言わずと知れた名品「グリノーフィン」をチェック!

2017.09.21

ショートボード革命のイノベーターとして、現代のサーフボードデザインに多大なる影響を与えたジョージ・グリノー。60年代後半、ロングボードが主流の時代に短いニーボードを楽しみ、スピーディーでクイック、ラジカルなスタイルでサーファーたちの間でも一躍有名に。短いボードでカメラをつけてチューブのなかを走り回る映像に初めて成功したのも彼であり、映画「ビッグウェンズデー」の撮影も手がけるなど、水中写真家としても知られている。フィンデザインにおいても独自のコンセプトを築き、現代に継承。マグロの尾ひれからインスパイアされたフィンを考察し、「グリノーフィン」として世に送りだしている。なかでも今回ご紹介する「4Aモデル」は、特に世界中のサーファーに愛用されている名作だ。

ファイバーグラスレジンを素材に、手作業で作り上げられるフィンはまるで芸術品のよう。製作過程も紹介されているので、こちらもご紹介しておきたい。

世界中のサーファーに愛され続ける名品​[4Aモデル]は、世界中のサーファーに愛されるフィン。細くフレキシブルなティップ(先端)と、幅のあるベース(フィンの根元)は、マニューバビリティと安定感を両立させたデザインになっている。こちらは[George Greenough Fin 4A 9.0]。板のサイズに合わせてチョイスしよう。素材にはファイバーグラスレジンを使い、昔からの手法で作られる芸術品のようなフィン。プラスチック製にはない独特の質感、クオリティの高さに注目したい。こちらは[GeorgeGreenough Fin 4A 8.0]。カラーはクリア、ブルー、グリーン、パープルの4色。持ち運び、保管に便利なカバーも付属する。

さらにスナップの強いフレックスをもたせた[VOLAN][GeorgeGreenough Fin 4A VOLAN]は、4Aをベースにスナップの強いフレックスをもたせ、よりクイックなターンを可能にしたモデル。上部で厚いクロスを使い、完璧なフォルムを生み出している。

秋のサーフシーズンを前に、ぜひ「グリノーフィン」を手に入れて、その素晴らしさを体感してみてはいかがだろう。


PROFILE
森井雅彦

森井雅彦

担当 … SURF
OSHMAN'S 歴 … 21年
好きなもの … デザインが美しくてシンプルなモノ
好きなスポーツ … サーフィン

幼いころから海の側に暮らしていたので、サーフィンはもちろん海で過ごす時間が大好きです。その心地よさ、楽しさを商品を通じて皆さんに伝えていきたいです。