SHOES

《ON》の大定番〈CLOUD FLOW〉が、3年の月日を経て待望のフルモデルチェンジ!

2019.11.15

各メーカーが最新のテクノロジーを追求し、しのぎを削るランニングシューズ・カテゴリー。常に進化を続けてきたこの業界に、ここ数年で新風を巻き起こしているのがスイスのランニングシューズメーカー《ON(オン)》だ。

創業が2010年と比較的新興ブランドながら、現在では50カ国を超える国々で、700万人を超えるランナーに履かれる世界的なブランドへと成長。クラウドテックに代表される革新性を武器に、ここ日本においてはランナーたちに愛されるだけでなく、日常使いのシューズとしてファッショニスタからも注目を集めるほど。

走力(目的)別に様々なモデルが用意されているが、2016年に発売され、現在では押しも押されもせぬ人気モデルとして君臨しているのが〈CLOUD FLOW〉だ。特にミドル〜ロングのトライアスロンで世界を席巻した1足は、非常に軽く、反発力に優れたパフォーマンスシューズとして知られており、それだけに世界中から大きな注目が注がれ続けてきた。

で、今回、第一世代の発売から約3年。そんなCLOUE FLOWが待望のフルモデルチェンジを果たした。早速ご紹介していきたい。

新素材のスーパーフォームを使用し、速さ・軽さ・快適さが見事に融合された1足

実に3年の月日をかけて、今回待望のリニューアルとなった〈CLOUD FLOW〉。世界最軽量のクッショニングシューズとまで評される1足だが、今回のリニューアルで最大のポイントとなるのが、同ブランドが独自に開発したスーパーフォーム“Helion™️”を採用していること。

高度なプロセスを経て完成するこのHelion™️は、硬いフォームのエレメントと柔らかいパーツを融合したもの。これにより速さ、軽さ、快適性という一見相反する機能をバランス良く両立させることに成功しているのだ。軽量ながらエネルギーリターンに優れ、レスポン性を高くキープしながら衝撃を吸収。まさに、今回のリニューアルの核心となる部分だ。

さらに、中足部のアイレット部分もリニューアルされ、ホールド感がさらに向上。また、シュータン中央部にバンドを配置することで、結んだ後のシューレースを収納することが可能に。ラン中に紐が解ける不安を解消している。

さらにヒールカップの形状を、人の踵の構造に沿ってカーブさせることでフィット感を向上。細かい部分にさらなるアップデートを施すことで、そのパフォーマンスに磨きがかけられています。

前述したHelion™️スーパーフォームと、同ブランドの大きな特徴のひとつであるSpeedboardとの組み合わせにより、着地の衝撃がさらに効率よく推進力に変換されます。

実際、オッシュマンズスタッフも履いてみたところ、沈み込み過ぎることはなく、特にスピードにのってくると反発性が感じられるとのこと。

実に3年の月日をかけてリニューアルされた〈CLOUD FLOW〉。本格的なランニングシーズンにも入っているので、ぜひ一度足を入れてみては!?


PROFILE
大江山真哉

大江山真哉

担当 … SHOES
OSHMAN'S歴 … 13年
好きなスポーツ…ランニング、トレイルラン、ハイキング、スノーボード

世界中にある良いモノ、オッシュマンズでしかできないコトを探して皆さまにご提案していきます!