誰もが楽に、快適に走れるシューズ！ フレッシュフォーム Xを搭載した《NEW BALANCE》注目の2足をご紹介

国内外のメーカー問わず、ほぼ全てのランニングシューズに用いられるミッドソール。アッパーとアウトソールの間に配されるこのパーツは、近年各メーカーがこぞって開発を行い、これまでにも様々なシューズが誕生してきました。

最近ではファッションシーンにおいてスニーカーが話題になることが多い《NEW BALANCE（ニューバランス）ですが、もちろんランニングシューズにおいても名門。名作〈HANZO〉をはじめ、これまでに数々の名作を生み出しています。

そんなNEW BALANCEが誇るミッドソールプラットフォームといえば「フレッシュフォーム」。誰もが楽に、快適に、スムーズに走れることを目指して開発されたフレッシュフォームを搭載したシリーズは、群雄割拠のランニングシューズ業界のなかにあってもキラリと光る存在です。

今回は、そんなフレッシュフォームシリーズから登場した最新2足をフューチャーしているので、ぜひチェックしてください。

進化を遂げたフレッシュフォーム Xとは

今回ご紹介するフレッシュフォームシリーズに搭載されているのは、同ブランドのさらに進化したデータ解析から、より精度の高い設計と調整を加えて改良された「フレッシュフォーム X」だ。よりパフォーマンス性の高いクッショニングにこだわり、長時間のランでも違和感や突き上げ感を感じることがないのが大きな特徴。フレッシュフォームに凹凸の構造を採用することで、安定感を高めているのもポイントだ。

こちらはフレッシュフォームの内側の凸デザイン。潰れにくいので、着地の際に足が大きく回内してしまうオーバープロネーションを防いでくれる。

外側の凹部は潰れやすくすることでクッション性を高めている。内側と外側で凹凸のデザインを戦略的に変えることで、機能性を高めているのだ。

フレッシュフォーム Xを薄底設計で採用した〈FRESH FOAM TEMPO〉

フレッシュフォーム Xを、スピード走行にも対応できるよう薄底設計で採用した〈FRESH FOAM TEMPO〉。レーザー加工で細部まで精密に仕上げたフォレッシュフォームに加え、各所に同ブランドの最新テクノロジーを施すことで、フルマラソンからジョグまで幅広いランナーをサポート。

中足部からかかと部のフィット感にフォーカスし、データ解析から導き出したデザインによりアップデートされたアッパー部。足馴染みが良いのはもちろん、高速走行時の足の動きにも違和感なく追従してくれる。

踵をしっかりとサポートしてくれるTPUヒールカウンター。アップテンポな走りでも安心感あり。

軽量なアウトソール素材を前足部と踵部に採用。中足部は肉抜きをすることで、さらに軽量化されている。

シリーズのなかでも最上級のクッション性を備える〈FRESH FOAM 1080〉

シリーズのなかでも最上級のクッショニングを備えた、いわゆる厚底モデルとなる〈FRESH FOAM 1080〉。一目見て分かるようにボリュームのあるミッドソールが特徴で、フィットネスランナーからフルマラソン完走を目指すランナーまでしっかりとカバーしてくれる。

左が〈FRESH FOAM 1080〉で、右が〈FRESH FOAM TEMPO〉。同じシリーズだが、ミッドソールの厚みが大きく異なるのが分かる。

アッパーは伸縮する生地としない生地を組み合わせた、HYPOKNITOを採用。快適な足運びに一役買ってくれる。

エンボス加工が施された低反発素材を使うことで、薄く軽量でもしっかりとフィット感を提供してくれるヒール部分。

厚みのある溝で高い屈曲性をのあるアウトソール。ブラウンラバーで柔軟性も維持されている。

ランニングが気持ちよく、走りやすいシーズン。ランニングシューズの新調を考えている人は、ぜひ選択肢の一つに加えてみてはいかがだろう。