SHOES

「古き良き」と「今」を絶妙にミックスする東京発の新鋭ブランド【PTARMIGAN】

2017.11.10

今回ご紹介するのは、2017年の秋冬からコレクションをスタートした、東京発の新鋭ブランド【PTARMIGAN(ターミガン)】。まだ産声をあげて間もないブランドながら、伝統的な機能とデザインを大切にしながら、少しだけアップデートさせたシューズを展開し、早くも注目を集めている。

ダイヤルを回すことで簡単な着脱と自由なフィッティングを得られるシステム《Freelock Shoe Lacing System》を採用し、古き良きを大切にしながらオリジナルをリビルド。

スニーカーだけでなくサンダルやエスパドリーユ、サボなどあらゆるタイプにこのフリーロックシステムを採用し、上質なアッパーやビブラムソールを組み合わせることで唯一無二の1足を生み出しているのだ。

90年代のディスクスニーカーを彷彿とさせる注目の1足一見するとテニスやバスケなど、コートで使うスポーツシューズのようなルックが特徴となる[SUEDE COURT SHOES]。ファッションアイテムとして飽きのこないオーセンティックでシンプルなデザインがポイント。どこかしら90年代を感じさせるルックスが◎。着脱とフィット調整を簡単に行えるフリーロックシステム。時計回りに回すと締めあげられ、反時計回りに回すと緩められる。ソールにはビブラムソールを採用し、軽量ながらクッション性の高い履き心地。日本国内での生産にこだわる同ブランドならではの、ハイクオリティな作りが目を引く。

「温故知新」を見事にカタチにしたエスパドリーユ近年、ファッションアイテムとして定番的な人気となっているエスパドリーユに、フリーロックシステムを搭載した[ESPAD MOC SUEDE]。写真右がロックした状態で、写真左がロックを解放した状態。エスパドリーユ×フリーロックシステムの組み合わせが新鮮に映る。もちろん、フィット感、履き心地、脱ぎ履きのしやすさなど機能的であることは言うまでもなし。エスパドリーユならではのディテールである、ジュート縄(黄麻)のパンプが絶妙なアクセント。重くなり過ぎず、カジュアルに履きこなせそう。足首を見せる半端丈のボトムスと合わせるのもおすすめ。ソールはグリップ感がよく、軽快な足運びを実現できるビブラムソール。ブーツ、スニーカー好きにはお馴染みのソールだ。

リラックスした雰囲気が魅力のSABOTをブランド流にアレンジ甲の部分を覆うようなデザインが特徴となるスライド式のサンダル「SABOT」を、同ブランドならではの発想で仕上げた[SUEDE SABOT]。もちろんフリーロックシステムが採用されており、足の甲の部分のフィット感が調整可能。簡単にフィット感を調整できるSABOTは、まさに同ブランドならではといえる。スエード素材の上質なアッパーによりカジュアル過ぎず、どんなスタイルにも合わせやすい。足が抜けないようにストラップが装着されており、しっかりとしたホールド感もあるので街履きでも優秀。靴下と合わせて遊び心のあるコーディネートもおすすめだ。インソールに刻まれたロゴマーク。ロゴはブランド名の由来にもなっている「雷鳥」がモチーフになっている。こちらもソールにはビブラムソールが採用されている。ホールド感、グリップ感共に良好なので、サンダルタイプながら長時間の歩行も快適だ。

まだ誕生して間もないブランドながら、シューズ好きの間で早くも話題になっている【PTARMIGAN】。今後の展開も含め、ぜひチェックしてほしいブランドだ。


PROFILE
中込 敦志

中込 敦志

担当 … SHOES
OSHMAN'S 歴 … 13年
好きなもの … 家のクローゼットや下駄箱にある愛用品の数々。
好きなスポーツ … OSHMAM`Sで準備できるスポーツ全部。ただし踊れません。

これまでOSHMAN`Sで培ってきた【BORDERLESS】な目線で品定めしたアイテムを提案していきます!