【My Routine】MATSUMOTO ATSUSHI (OSHMAN'S JAPAN PRESIDENT AND CEO) #12 何ものにも代えがたい「最高な瞬間」を求めて

2022/07/24 00:00

 
 

 
米国テキサス州ヒューストンに本部を持つOSHMAN’S SPORTING GOODS INC.と業務提携し、その関連会社として1984年12月に創業。翌1985年7月24日に、1号店を原宿駅前にオープン。
「アメリカ生まれのスポーツショップ」として、アメリカンスポーツを中心とした総合スポーツ用品の販売を基本とし、スポーツを核に音楽・ファッションなどの要素を取り込み、スポーツを通して人生を楽しむためのライフスタイルを提案するスポーツセレクトショップです。

現在では 「This Feels Good」を企業スローガンに

―アスリートやスポーツをする人だけの存在じゃない。
「体を動かすことが好き」な人のために
わたしたちはある。
体を動かせば、ココロが震える。
その瞬間を感じてほしい。
汗を流すよろこびを、もっともっと自由に。
みんなのものに。
そしてあたりまえのカルチャーに、
そのきっかけになるのが、オッシュマンズです。―

という想いを胸に、日々の業務にあたっています。

そんな我々オッシュマンズですが、社内には 「魅力」 と 「個性」、「エネルギー」 溢れるスタッフが沢山在籍しています。
“My Routine” は、そんな 「魅力」 と 「個性」、「エネルギー」 溢れるスタッフたちが
普段の生活の中で感じる “This Feels Good” な時をご紹介する企画です。

こちらの企画ですが、昨年7月に開始してから早くも1年の月日が経ちました。
また今月7月24日は、37年前にオッシュマンズ日本1号店 "原宿店" がオープンした記念すべき日でもあります。
"My routine 1周年" と "オッシュマンズ 37周年" を記念して、今回はスペシャルな方に登場していただきたいと思います!

 

# 12
名前・・・MATSUMOTO ATSUSHI
年齢・・・57歳
OSHMAN'S歴・・・32年
担当・・・ OSHMAN'S JAPAN PRESIDENT AND CEO

 

簡単に自己紹介(仕事、趣味など)をお願いします。

(1988年頃のオッシュマンズ原宿店の様子)

1990年、設立間もないオッシュマンズに中途採用で入社し、原宿店のシューズ売場に配属されました。

(新宿店シューズ売場に展示中のニューバランス "M1300" は社長本人の私物:写真右側)

そのころの原宿といえば参道口前に "テント村" と呼ばれる簡易テントを店構えにしてカジュアル衣料や雑貨を売るスペースがあったり…

ちょうど今の "@cosme TOKYO" さんが位置するあたりです。

雨が降り始めるとどこからともなく聞こえる「かさ~」「かさ~」と片言の日本語でビニール傘を売る通称 "傘おじさん" がいたり…

休日の竹下通りといえば、入口の吉野家の前から見下ろすと人間の頭しか見えず、多くの若者で溢れかえっておりました。

(大々的に広告を打ち、華々しく原宿駅前に登場した "オッシュマンズ原宿店" )

私がオッシュマンズの門を叩くきっかけは "原宿店" の存在でした。

当時の原宿店は、お店に入ると私の大好きな "アメリカの匂い" がしました。ロサンゼルスの空港を降り立った時の匂いです。

トイレの芳香剤の匂いというか、アメリカで売っているスウェットにしみついている防虫剤の匂いというか… 何とも表現しずらいのですが、同世代の方にはなんとなくわかっていただけるかと。

もう衝撃的でした。

(2018年、アメリカ出張の際に立ち寄った「patagonia」の起源、ベンチュラのガレージ前で撮影した一枚)

ここに就職すれば、いつかまた仕事を通じて大好きなアメリカに行けるかもしれない。

本当に不純かつ単純な動機で入社を決めました。

(ビルの建て替えにより、31年の歴史に幕を下ろすことになった "原宿店" の営業最終日)

そんなこんなで32年、ほぼ2年刻みで異動辞令を貰っては店舗を廻り続け、店長や販売の責任者などを務めた後、2016年に社長を拝命されて今に至ります。

(毎年春と秋に開催されていた企業対抗サッカー大会参加時の様子)

スポーツに関しては、小学3年のときに地元のサッカー少年団でサッカーを始めてから、大学2年まではバリバリ体育会でサッカーを続けていました。

サッカー人生で唯一の自慢は中学時代に主将としてチームを率いて全国大会のベスト8入りしたことでしょうか。

サッカー以外ではゴルフも大好きです。

但し、性格なのか何なのか、とにかくグリーン周りの小技がへたくそすぎてスコアがまとまった試しがありません。

砂場に入ろうものなら、その日のスコアは "ジ・エンド" 。

100回確定です。

でも100回のうち、数回出る会心の当たりと昼の生ビールが病みつきでやめられません。

30代の頃は、大親友で飲み仲間だったサーフ売場担当や、塾長と呼ばれる現役サーフ売場担当の大先輩に連れられて茨城や千葉、伊豆など毎週休みはサーフィンに行っていました。

ここ最近はさっぱりで "ドナルド・タカヤマ" のロングボードが自宅のバルコニーで泣いています。

 

日ごろ"Routine"にしていることは?

小学校から始めたサッカーは、57歳になった今でも身体に無理のない程度に続けています。

新型コロナウィルスが蔓延する以前までは、企業対抗サッカー大会にもチームオッシュマンズのプレイヤーとして参加し、若者に負けずフル出場しておりました。

(大会参加に合わせてスタッフ自ら作成したユニフォーム)

おそらく、参戦している企業の中で社長自らプレイヤーとして出場し、得点をとった経験を持つ人は私くらいだったと思います。

今は当時小学5年の娘が「サッカーをやりたい」と言い出した時お世話になった女子サッカーのクラブにそのまま残り、コーチとして子供達にサッカーを教えています。

"楽しくなければサッカーではない!" をモットーに「サッカーを遊びのひとつにする」「友達を大切にする」「ルールを守る」「グランド内外のマナーを身につける」 という4つの方針で子供達にコーチングをしています。

(女子チームは、練習の後に近くの公園でみんな揃ってご飯やおやつを食べるいわゆる“女子会”をする仲なんだとか)

また、そのクラブのママさんチームの練習にも混ぜてもらって、毎週日曜日は昼12時から夕方17時までサッカー漬けの生活を送っています。

毎週日曜夜は20時くらいで既に記憶が飛んでしまい、いつも楽しみにしている日曜劇場を見そびれてしまいます。苦笑

 

普段の生活やRoutineで使用しているモノ、おすすめしたいモノは?

とにかく気を付けていることは、怪我の予防です。

この年齢になっても自分が満足できるパフォーマンスを得るためにサポートグッズに頼ることは、決して恥ずかしい事では無いと思っています。

私は中学・高校時代の無理が祟って、右ひざ半月板損傷、内側側副靭帯と前十字靭帯の断裂、捻挫の繰り返しで出来た足首の腫瘍摘出など、2度の手術とギプス生活を経験しました。

もう既に右膝は限界を超えていますし、持病の腰椎分離症も年々ひどくなってきているのですが、大好きなサッカーだけはやめられません。

ですので、プレーするときはがっちりと膝をサポートしてくれる「ザムスト」のZK-7というハードタイプの膝サポーターは絶対的な必需品です。

膝サポーターは様々なメーカーのものを着用して試しましたが、このZK-7は2段階ストラップとサイドのステーによるサポート機能が抜群で、膝に問題を抱えている方には本当におすすめです。

また、筋肉もかなり衰えているので、「2XU(ツータイムズユー)」のコンプレッションタイツも着用していますが、これを着用するとしないとでは終わった後の筋肉の疲労感がまるで違います。

更に膝周りやふくらはぎ、ハムストリングスに「KT」のキネシオロジーテープを施し、入念に準備運動をしてからプレーに入ります。

やはり身体が全ての資本ですので、好きな事をいつまでも長く続けるために、ありとあらゆるものに頼って怪我だけはしないように注意したいです。

 

最後に、日ごろのRoutineを通して感じている「ポジティブなこと」 や 「This Feels Goodなこと」は?私は元来出不精なので、実は家でゴロゴロして愛犬や家族と過ごすほうが好きなんです。

でも毎週日曜日のルーティンがあることで、身体は結構しんどいんですけど、心の充実感は得られているように思います。

また、自身が納得できないプレーをしてしまったとき、「もっと上手くなりたい」「もっと自分の思い通りに動きたい」という欲求が沸々と湧いてきます。

そして、満足できるプレーが出来た時の「最高に気持ちいい瞬間」が忘れられないからこそ、その気分を味わうことが「何よりも楽しい」からこそ、やめらないんだと思います。

今年は会社も従業員も色々な意味で大きな変化が生まれ、新しい環境に身を置くことになりました。

まだ少ししか経っていませんが、知らない世界と沢山の驚きが見つかりました。

これからも新しい出会いを通して様々な「This Feels Good」<最高に気持ちいい瞬間>を味わい、記憶に焼き付けていきたいと思う今日この頃です。

 

編集後記

第12回目の "My Routine" はいかがでしたか。

 

今月7月24日に、第1号店 "原宿店" がオープンしてから37年を迎えたオッシュマンズ。

オッシュマンズにとって特別な月に、  「魅力」 と 「個性」、「エネルギー」 溢れるスタッフが普段の生活の中で感じる “This Feels Good” な時をご紹介する当企画 "My Routine" に社長自ら登場してもらいました!

取材当日、昼12時の集合から解散の夕方17時まで、途中休憩をはさみつつも5時間も動き続ける体力には驚かされました。

また、自らが「楽しむ」「最高に気持ちいい瞬間を味わう」姿を示すことで、オッシュマンズが考える "This Feels Good" を次の世代や周囲の人達に伝えているようにも思えました!

 

今回ご紹介したスタッフの他にも 「魅力」 と 「個性」、「エネルギー」 に溢れるスタッフがまだまだ沢山在籍しております。

今後もオッシュマンズスタッフの “My Routine” を通して、普段の生活の中で感じる“This Feels Good” な時をご紹介していきたいと思います。
 
次回も乞うご期待。